Claude Codeが指示を忘れるときの対処法|/context・/compact・/clearの使い分け

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Claude Codeで作業を続けているうちに、前に伝えた条件が抜けたり、回答が散らかったりする場合は、まずコンテキストの量を確認します。途中の作業を続けたいなら/compactで要点をまとめ、別の作業へ移るなら/clearで会話を切り替えるのが基本です。

この記事では、/contextで状態を見てから、作業を続ける・区切る・別日に再開する場合の使い分けを紹介します。使用量の上限に達した場合と、会話のコンテキストが増えた場合も分けて整理します。

この記事が向いている人・向いていない人

  • 向いている人:Claude Codeで長く作業すると指示や決定事項が抜ける、会話が重く感じる、途中から整理し直したい人
  • 向いていない人:インストール時のエラー、コマンドの許可設定、生成コードの不具合を解決したい人。症状に応じてWindowsへの導入、権限の設定、AIコードが動かないときの確認順を確認してください。

まず/contextで何が増えているかを見る

コンテキストは、Claude Codeがその時点で参照できる会話やファイルなどの情報です。Anthropicの案内では、会話履歴、プロジェクト情報、毎回の依頼文が入力に含まれ、長い作業では会話履歴が増えやすいとされています。

ターミナルでClaude Codeを使っている場合は、入力欄で/contextを実行して、コンテキストの使用状況を確認します。使用量やプランの上限を確認したい場合は/usageも使えます。コンテキストの残量と利用上限は別の状態なので、表示された内容に合わせて対処してください。

Claude Codeの使用量上限で止まった場合の確認順は、上限エラーの切り分け記事で整理しています。

  • 会話を続けるほど過去のやり取りや調査結果が増えている:現在の作業を続けるか、要点をまとめます。
  • 無関係な作業の会話が残っている:作業を切り替える前に会話を区切ります。
  • 利用上限や請求の表示が出ている:会話をまとめるだけでは解決しないため、利用状況とリセット時刻を確認します。

同じ作業を続けるなら/compact

調査や修正を続けたいときは、会話を消すのではなく/compactを実行します。Claude Codeがこれまでのやり取りを要約し、続行に必要な情報を残しながら会話の使用量を整理します。上限が近づくと自動で要約される場合もありますが、作業の節目で手動実行すると、残したい情報を指定できます。

たとえば、次のように要約で残す項目を伝えられます。

/compact 変更したファイル、確認した原因、まだ解決していない点、次に実行するテストを残す

要約後に作業を再開したら、重要な条件や決定事項が残っているかを確認してください。コードを変更している場合は、Gitの差分やテスト結果も見直します。会話の要約だけを正本として扱わず、必要な内容はプロジェクトの文書やコミットにも残しておくと安心です。変更を戻す必要がある場合は、VS CodeとGitで変更を戻す手順を参照してください。

別の作業へ移るときは/clear

いまの修正から無関係な作業へ移る場合は、/clearで会話を新しくします。前の作業の会話履歴を毎回参照せずに済むため、古い前提が次の依頼に混ざるのを避けやすくなります。

/clearは会話を消す操作です。後で参照する必要がある決定事項や調査結果は、実行前にメモへ移してください。会話を消すと困るが続けるには長い場合は、/compactを選びます。

別の日に同じ作業を再開する

同じプロジェクトの直近のセッションを続けるときは、プロジェクトのディレクトリでclaude --continueを使えます。過去の候補から選ぶ場合はclaude --resume、セッション内では/resumeを使います。別のプロジェクトや無関係な作業を始めるときは、履歴を再開するより新しい会話を始める方が適しています。

作業を再開したら、最初に残タスク、最後に確認したファイル、未実施のテストを見直します。継続的に守るプロジェクトのルールはCLAUDE.mdの書き方にまとめ、一度限りの作業メモと分けると、古い指示を繰り返し読み込ませずに済みます。

コンテキストの問題か、PCの処理の遅さかを分ける

/contextの使用量が少ないのに、ビルドやアプリの起動まで遅い場合は、会話ではなくPC側の処理が原因かもしれません。タスクマネージャーでCPU・メモリ・ディスクの使用率を確認し、ローカルで大きなビルドや複数アプリを同時に動かしているかを切り分けます。

AIコーディング用PCの必要条件を先に知りたい場合はAIコーディング用PCのスペック解説、仕事用ノートPCの端子や持ち運びも含めて選びたい場合はテレワーク向けLenovoノートPCの選び方が参考になります。パソコンの動作が問題でなければ、買い替えを考える前にコンテキストの整理を試してください。

よくある質問

Claude Codeが指示を忘れたように見えるときは、毎回/compactすればよいですか?

毎回実行する必要はありません。会話が長くなり、現在の作業を継続したいときに使います。無関係な作業へ移る場合は/clear、まだ余裕がある場合はそのまま進め、節目で重要な条件を確認してください。

/compactと/clearの違いは何ですか?

/compactは会話を要約して続ける操作、/clearは会話履歴を消して新しく始める操作です。途中の仕事を続けるなら前者、別の仕事を始めるなら後者を選びます。

コンテキストを整理すると利用上限も戻りますか?

コンテキストの整理と、プランやAPIの利用上限は別です。/usageや画面の案内で利用状況を確認し、上限に達している場合は表示されたリセット時刻や課金状況に従ってください。

まとめ

Claude Codeの長い作業で指示が抜けるときは、まず/contextで状態を確認します。同じ作業を続けるなら、残す内容を指定して/compact。別の作業へ移るなら、必要なメモを保存してから/clearを使います。会話の履歴、プロジェクトのルール、PC自体の処理速度を分けると、原因に合った対処を選べます。

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