Claude CodeをWindowsにインストールする方法|WSLと標準環境の選び方【2026年】

WindowsノートPCのターミナルとWSLの画面を並べたデスク環境 PC・通信・サービス
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WindowsにClaude Codeを入れたいけれど、WSLが必要なのか、PowerShellから入れてよいのか迷っていませんか。まず結論を言うと、Windows上のプロジェクトを使うなら、公式のネイティブインストーラーをPowerShellから実行する方法が簡単です。Linux用の開発環境や実行分離が必要な場合はWSL 2を選びます。

この記事では、Windowsでの導入方法を環境別に分け、インストール後の確認、ログイン、つまずいたときの対処まで説明します。Claude Codeの機能や料金、一般的な始め方はClaude Codeの概要と始め方にまとめています。

先に結論:通常はPowerShell、Linux環境ならWSL 2

  • Windows上のファイルやアプリを使う人:PowerShellからネイティブインストール
  • Linux向けツールやWSL内のプロジェクトを使う人:WSLのターミナルからインストール
  • WSL 2の実行分離機能を使いたい人:WSL 2を選択

Claude CodeのWindows版はWSL必須ではありません。公式はネイティブWindowsとWSLの両方を案内しており、ネイティブ版は管理者として実行する必要もありません。Windowsの標準的な開発環境を使うなら、まずネイティブ版を試すと設定の手順を少なくできます。

この記事が向いている人・向いていない人

向いている人

  • Windows 10または11にClaude Codeを入れたい
  • WSLを使うべきか、Windows標準の環境でよいか決めたい
  • インストール後に「コマンドが見つからない」などの問題を切り分けたい

逆に向いていない人

  • Claude Codeの機能や料金を知りたい:概要記事を先に確認してください
  • AIコーディングを独学で進める手順を知りたい:独学の進め方で学習順を整理できます

WindowsでClaude Codeを始める前に確認すること

現在の公式要件では、Windows 10 バージョン1809以降またはWindows Server 2019以降、メモリ4GB以上、インターネット接続が必要です。Claude CodeはローカルPCで大規模言語モデルを動かすアプリではないため、AI推論用GPUの購入を導入条件にする必要はありません。アカウントはPro、Max、Team、Enterprise、Consoleのいずれかが必要で、無料のClaude.aiプランにはClaude Codeへのアクセスが含まれません。

要件や利用できるプランは更新されることがあります。導入前にAnthropicの公式セットアップガイドで最新情報を確認してください。

方法1:PowerShellからネイティブインストールする

Windows上に保存したプロジェクトを開く人は、この方法から始めるとよいでしょう。Node.jsを先に用意しなくても、公式のネイティブインストーラーを使えます。

  1. スタートメニューから「ターミナル」または「Windows PowerShell」を開く
  2. 次の公式インストールコマンドを実行する
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

管理者として起動する必要はありません。インストールが終わったら、ターミナルをいったん閉じて新しく開き、バージョンを確認します。

claude --version

バージョンが表示されたら、作業するプロジェクトのフォルダーへ移動してClaude Codeを起動します。

cd C:\path\to\your-project
claude

C:\path\to\your-projectは例なので、自分のプロジェクトの場所に置き換えてください。初回起動時は画面の案内に従ってアカウントへログインします。詳細な自己診断はclaude doctorで実行できます。

方法2:WSL 2のLinux環境にインストールする

Linux向けのツールを使う、プロジェクトの実行環境をLinuxにそろえる、Claude Codeのサンドボックス機能を利用する場合はWSL 2が候補です。WSLを使う場合、インストールと起動はPowerShellではなく、UbuntuなどのWSLディストリビューション内で行います。

  1. WindowsでWSL 2とLinuxディストリビューションを用意する
  2. スタートメニューからディストリビューションを起動する
  3. Linuxのターミナルで公式インストーラーを実行する
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

その後はWSLのターミナル内でclaude --versionを確認し、Linux側のプロジェクトフォルダーからclaudeを起動します。Windows側のPowerShellからインストールしたClaude Codeと、WSL内で使うClaude Codeは実行環境が異なるため、作業するフォルダーとターミナルをそろえてください。

Git for Windowsは必要?

ネイティブWindows版のClaude Codeを起動するだけなら、Git for Windowsは必須ではありません。Git for Windowsを入れていない場合、コマンド実行にはPowerShellが使われます。Git Bashを使いたいときにGit for Windowsを追加します。Claude CodeがGit Bashを見つけられない場合は、公式ガイドに従ってCLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATHにbash.exeの場所を設定します。WSL環境ではGit for Windowsを追加する必要はありません。

インストールできないときの確認順

「claude は認識されません」と表示される

インストール直後のターミナルを使い続けている場合は、閉じて新しいターミナルを開きます。まだ解決しなければclaude doctorを実行し、インストール状態と設定の診断結果を確認してください。

「irm が認識されない」と表示される

irmはPowerShellのコマンドです。コマンドプロンプト(CMD)を開いていないか、ウィンドウの先頭にPSが表示されているかを確認します。CMDでインストールする場合は、公式ガイドに記載されたCMD用コマンドを使います。

ログイン後にエラーが出る

ログイン画面を完了しても処理が終わらない場合、リモート接続やファイアウォールによってブラウザーからの戻り通信が止まっていないか確認します。403や利用できないモデルの表示は、Windowsのインストール失敗とは限りません。アカウントの利用権限や、組織で有効なモデルを確認してください。エラー文が続く場合は、Claudeの公式トラブルシューティングで表示内容に合う手順を選びます。

Windows版とWSL版、どちらを選ぶ?

確認したいこと ネイティブWindows WSL 2
プロジェクトの置き場所 Windows側 Linux側
主に使うシェル PowerShell(Git Bashも選べる) LinuxのBash
Linux向けツールとの連携 必要に応じて追加設定 使いやすい
サンドボックス機能 非対応 WSL 2で対応
導入の手順 少なめ WSL環境の準備が必要

迷った場合は、まず作業するファイルの場所に合わせます。Windows用エディターやWindowsのアプリと一緒に使うならネイティブ版、Linuxの開発ツールを中心に使うならWSL 2が選びやすいでしょう。

よくある質問

Claude Codeのために高性能GPUが必要ですか?

ローカルでAIモデルを動かす用途ではないため、インストール時に推論用GPUは必要ありません。公式要件としてメモリ4GB以上などが案内されています。別途ローカルAIを動かす場合のPC選びとは分けて考えてください。

無料アカウントで使えますか?

無料のClaude.aiプランはClaude Codeへのアクセス対象に含まれません。利用できるアカウント種別は変わる可能性があるので、契約前に公式の認証案内を確認してください。

WSL 1でも使えますか?

公式案内ではWSL 1とWSL 2の両方が記載されています。ただしサンドボックスがサポートされるのはWSL 2です。Linuxツール連携や隔離機能を使いたい場合はWSL 2を選びます。

まとめ:作業環境に合わせて導入方法を決める

Windows上のプロジェクトでClaude Codeを試すならPowerShellのネイティブインストールから始め、Linuxツールやサンドボックスが必要になったらWSL 2を選ぶと判断しやすくなります。まずはバージョン確認とログインまで進め、問題が出たときはエラーの種類に合わせて原因を切り分けましょう。

参考にした公式情報