配信やオンライン会議で声を聞き取りやすくしたいけれど、USBマイクとXLR対応モデルのどちらを買うべきか迷う人向けに、仕様を公式情報で比較します。先に結論を言うと、USB接続だけで手軽に始めるならaudio-technica AT2040USB、あとからXLR接続へ移行したい、またはアプリの音声処理も使いたいならShure MV7+が候補です。
本稿はメーカー公表仕様をもとにした比較で、録音して音質を評価したレビューではありません。価格・在庫は変わるため、購入前に販売ページで最新条件をご確認ください。
この記事が向いている人
- ゲーム配信、ポッドキャスト、在宅会議用のダイナミックマイクを探している
- USBだけで使うか、将来オーディオインターフェースを使うか決めたい
- 入力端子や音声調整機能を購入前に比較したい
逆に向いていない人
- 実機録音や声質の聴き比べを重視する人(本稿に試聴レビューはありません)
- マイクアーム、ミキサーなど周辺機材をまとめて選びたい人
USBマイク2機種の比較早見表
| 機種 | 接続 | 指向性・周波数 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|---|
| audio-technica AT2040USB | USB-C(USB-A変換付属) | ハイパーカーディオイド 80–16,000Hz |
USBで直結。ミュート、ヘッドホン音量、ミックス調整、ローカットを本体で操作 |
| Shure MV7+ | USB-C・XLR | カーディオイド 50–16,000Hz |
USBとXLRを選べる。自動レベル、リアルタイム・デノイザーなどDSP機能 |
USB直結で始めたい人向け。メーカー公表価格ではなく、最新の販売条件を確認してください。
USBからXLRへ移行したい人、DSPをアプリで調整したい人向け。
AT2040USB:USB接続をシンプルに始めたい人向け
AT2040USBはダイナミック型のUSBマイクで、指向性はハイパーカーディオイド。公式仕様では、ローカット、ヘッドホン音量、ミックスコントロール、ミュートを本体で操作でき、ヘッドホン端子も備えます。USB-C接続で、USB-C to USB-Aケーブルと変換アダプターが付属するため、PC側の端子に合わせやすい構成です。量子化ビット数は16/24bit、サンプリング周波数は44.1/48/88.2/96kHzに対応します。
配信PCに直接つないで使う予定で、XLRミキサーへ移行する計画がない人に選びやすい一台です。約600gあるため、設置場所とアームの耐荷重を購入前に確認しましょう。XLR端子はありません。
audio-technica AT2040USB 公式製品情報で付属品や対応条件を確認できます。
Shure MV7+:USBとXLRを使い分けたい人向け
MV7+はダイナミック型・カーディオイドで、USB-CとXLRの両方を搭載します。USB接続ではMOTIVアプリから自動レベル、リアルタイム・デノイザー、デジタルポップフィルターなどのDSP機能を利用できます。公式仕様の周波数特性は50–16,000Hz、USBは16/24bit・44.1/48kHzです。3.5mmヘッドホン端子を備え、本体重量は約573.5gです。
まずUSBで始め、後からXLR対応機器につなぐ可能性がある人には接続の選択肢が広い点が利点です。一方、USBだけで必要な機能が足りるなら、価格差やアプリ機能を使うかを先に考えましょう。XLR接続時にUSB専用DSPがそのまま使えるわけではありません。
Shure MV7+ 公式製品情報と公式仕様書に接続・機能の詳細があります。
失敗しない選び方
接続方式を先に決める
USB接続だけでPCへつなぐなら両機とも候補です。オーディオインターフェースやミキサーを使う予定があるなら、XLR端子を持つMV7+が適します。ケーブル、アーム、インターフェースは別途必要になる場合があるため、現在の機材と合わせて確認してください。
マイクの距離と設置を考える
指向性マイクは正面の声を狙う設置が前提です。口元から離れた位置に置く運用では期待した音量や収音にならないことがあります。机上スタンドかブームアームかを決め、USBケーブルの取り回し、画面やキーボードとの干渉も確認しましょう。
音声処理は必要な機能で比較する
AT2040USBは本体操作でミュートやローカット等を扱える構成です。MV7+はアプリ上のDSP機能が特徴です。自動調整を使いたいか、設定を増やさず手元で操作したいかで選ぶと整理できます。スペックだけで実際の声質を断定せず、可能なら返品条件を確認して試聴できる販売店を選びましょう。
よくある質問
ゲーム配信ならどちらがよい?
USBでPCにつないでシンプルに使うならAT2040USB、USBとXLRを切り替える可能性やアプリのDSP機能を重視するならMV7+が候補です。配信ソフト側の設定やマイク位置も音声に影響します。
オーディオインターフェースなしでも使える?
どちらもUSB接続に対応しているため、対応PCやスマートフォンへUSBで接続できます。端末の対応OS・アプリ要件・必要な変換ケーブルはメーカー公式情報で確認してください。
周囲の音を拾いにくいのはどちら?
指向性の表記はAT2040USBがハイパーカーディオイド、MV7+がカーディオイドです。ただし環境音の入り方は距離、向き、部屋の反響、ゲインにも左右され、指向性表記だけで静音性を保証するものではありません。
まとめ:USBだけならAT2040USB、XLR移行も考えるならMV7+
選択の分かれ目は、USBだけで完結するか、XLR接続やアプリ処理まで見込むかです。AT2040USBはUSB運用の簡潔さ、MV7+はUSB/XLRの両対応とDSP機能が判断材料になります。購入前に端子、設置方法、付属品、価格・在庫を確認してください。
USB直結で配信・会議を始める人に。
USBとXLRを使い分けたい人に。
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